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3月30日「四旬節第4主日」の聖書朗読と説教

  • kiotanblock
  • Mar 27
  • 7 min read

3月30日「四旬節第4主日」の聖書朗読と説教


 一場神父から上記説教等が届きましたので掲載します。


◆◆◆


京丹ブロックの皆様


いつもお世話になり、ありがとうございます。


3月30日「四旬節第4主日」の聖書朗読と説教をお送り致します。「ことばの祭儀」は、3月30日(日)午前7時に公開予定です。よろしくお願い致します。


この30日は、西院教会において、午前10時からブロック合同ミサが行われます。皆様のご参加をお待ちしています。


寒暖差が大きく、花粉も飛散しています。くれぐれもご自愛ください。皆様のために、いつもお祈りしています。一場



◆◆◆


【一場神父のyoutubeチャンネル】(ミサ及び講座)



◆◆◆


〔3月30日/四旬節第4主日〕

【第一朗読/ヨシュア5・9a、10-12】



(ヨシュア記)


その日、*5・9a*主はヨシュアに言われた。「今日、わたしはあなたたちから、エジプトでの恥辱を取り除いた。」


*10*イスラエルの人々はギルガルに宿営していたが、その月の十四日の夕刻、エリコの平野で過越祭を祝った。*11*

過越祭の翌日、その日のうちに彼らは土地の産物を、酵母を入れないパンや炒り麦にして食べた。*12*

彼らが土地の産物を食べ始めたその日以来、マナは絶え、イスラエルの人々に、もはやマナはなくなった。彼らは、その年にカナンの土地で取れた収穫物を食べた。

【答唱詩編】


主を仰ぎ見て、光を受けよう。主が訪れる人の顔は輝く。

(詩編34)


*34・2*主をたたえよう、

明け暮れ賛美をくちにして。

*3*主はわたしたちの口のほこり、

苦しむ時の心のよろこび。


*4*心を合わせて主をあがめ、

ともにその名をたたえよう。

*5*主はわたしたちの祈りに心を留め、

すべての恐れを遠ざけてくださる。


*7*主は貧しい者の叫びを聞き、

悩みの中からすくい出し、

*8*主をおそれる者に使いをおくり、

支えとなって守ってくださる。

【第二朗読/②コリント5・17-21】



(使徒パウロのコリントの教会への手紙)


*5・17*皆さん、キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造された者なのです。古いものは過ぎ去り、新しいものが生じた。*18*

これらはすべて神から出ることであって、神は、キリストを通してわたしたちを御自分と和解させ、また、和解のために奉仕する任務をわたしたちにお授けになりました。

*19*つまり、神はキリストによって世を御自分と和解させ、人々の罪の責任を問うことなく、和解の言葉をわたしたちにゆだねられたのです。*20*

ですから、神がわたしたちを通して勧めておられるので、わたしたちはキリストの使者の務めを果たしています。キリストに代わってお願いします。神と和解させていただきなさい。

*21*罪と何のかかわりもない方を、神はわたしたちのために罪となさいました。わたしたちはその方によって神の義を得ることができたのです。

【福音朗読/ルカ15・1-3、11-32】


父のもとに帰って言おう。「わたしは神にもあなたにも罪を犯しました。」

(ルカによる福音)


*15・1*徴税人や罪人が皆、話を聞こうとしてイエスに近寄って来た。*2*

すると、ファリサイ派の人々や律法学者たちは、「この人は罪人たちを迎えて、食事まで一緒にしている」と不平を言いだした。*3*

そこで、イエスは次のたとえを話された。


*11*「ある人に息子が二人いた。*12*

弟の方が父親に、『お父さん、わたしが頂くことになっている財産の分け前をください』と言った。それで、父親は財産を二人に分けてやった。*13*

何日もたたないうちに、下の息子は全部を金に換えて、遠い国に旅立ち、そこで放蕩の限りを尽くして、財産を無駄遣いしてしまった。*14*

何もかも使い果たしたとき、その地方にひどい飢饉が起こって、彼は食べるにも困り始めた。*15*

それで、その地方に住むある人のところに身を寄せたところ、その人は彼を畑にやって豚の世話をさせた。*16*

彼は豚の食べるいなご豆を食べてでも腹を満たしたかったが、食べ物をくれる人はだれもいなかった。*17*

そこで、彼は我に返って言った。『父のところでは、あんなに大勢の雇い人に、有り余るほどパンがあるのに、わたしはここで飢え死にしそうだ。*18*

ここをたち、父のところに行って言おう。「お父さん、わたしは天に対しても、またお父さんに対しても罪を犯しました。*19*

もう息子と呼ばれる資格はありません。雇い人の一人にしてください」と。』*20*

そして、彼はそこをたち、父親のもとに行った。ところが、まだ遠く離れていたのに、父親は息子を見つけて、憐れに思い、走り寄って首を抱き、接吻した。*21*

息子は言った。『お父さん、わたしは天に対しても、またお父さんに対しても罪を犯しました。もう息子と呼ばれる資格はありません。』*22*

しかし、父親は僕たちに言った。『急いでいちばん良い服を持って来て、この子に着せ、手に指輪をはめてやり、足に履物を履かせなさい。*23*

それから、肥えた子牛を連れて来て屠りなさい。食べて祝おう。*24*

この息子は、死んでいたのに生き返り、いなくなっていたのに見つかったからだ。』そして、祝宴を始めた。*25*

ところで、兄の方は畑にいたが、家の近くに来ると、音楽や踊りのざわめきが聞こえてきた。*26*そこで、僕の一人を呼んで、これはいったい何事かと尋ねた。

*27*僕は言った。『弟さんが帰って来られました。無事な姿で迎えたというので、お父上が肥えた子牛を屠られたのです。』*28*

兄は怒って家に入ろうとはせず、父親が出て来てなだめた。*29*

しかし、兄は父親に言った。『このとおり、わたしは何年もお父さんに仕えています。言いつけに背いたことは一度もありません。それなのに、わたしが友達と宴会をするために、子山羊一匹すらくれなかったではありませんか。

*30*ところが、あなたのあの息子が、娼婦どもと一緒にあなたの身上を食いつぶして帰って来ると、肥えた子牛を屠っておやりになる。』*31*

すると、父親は言った。『子よ、お前はいつもわたしと一緒にいる。わたしのものは全部お前のものだ。*32*

だが、お前のあの弟は死んでいたのに生き返った。いなくなっていたのに見つかったのだ。祝宴を開いて楽しみ喜ぶのは当たり前ではないか。』」


[説教]


今日の福音のたとえ話は、「希望の巡礼者」について語っています。たとえ話に登場する「弟」は、希望の巡礼者です。希望の巡礼者である私たちも、今日、弟の旅に加わりたいと思います。


弟の旅は、生きている父親から財務を分けてもらい、「全部を金に換えて、遠い国に旅立」つことから始まります。弟は、生きている父親から離れ、死んだ金だけを持って、旅に出るのです。私たちも、この弟のように、生きている神から離れていないでしょうか。私たちを生かし続けておられる神から離れて、一時的な満足を求めていないでしょうか。満足が終わることを恐れて、地上のものにしがみついていないでしょうか。希望の巡礼者の旅は、こうした問いかけから始まります。ここで、忘れてはならないことは、私たちが神から離れていても、神は、私たちが戻って来ることを望んでおられるということです。私たちを待ち続けておられるということです。


父親から離れた弟は、生きていけないほどの困難な状況に陥ります。お金は、いつかなくなります。お金があっても、どうにもならないことがあります。弟は、そのことに気づき、「我に帰」ります。自分は、父親から離れては、生きていけない。だから、「父のところ」に帰ろう。父のところにいれば、生きることができる。そう気づき、新たな旅を始めます。私たちは、神から離れては生きていけません。私たちは、このことに、本当に気づいているでしょうか。神のことを忘れていても、生きていける。神のことを考えていたら、取り残される。そのように思い込まされて、毎日、忙しく動き回っていないでしょうか。希望の巡礼者は、こうした問いかけをすることで、我に帰り、新たな旅を始めるのです。すぐに生き方を変えることはできません。しかし、今と違った生き方があることに気づき、新たな生き方という希望を持って、今を生きていく時、希望の巡礼者の歩みとなるのです。我に帰り、気づくことが大切なのです。気づくことで、新たな悩みや苦しみが出てきますが、それは、希望がもたらす試練なのです。


父親は、息子が帰って来たことを喜びます。「死んでいたのに生き返り、いなくなっていたのに見つかった」と言って、大喜びして、祝宴を開きます。私たちも今日、この喜びに、この祝宴に加わるように招かれています。希望の巡礼者は、ともに喜び、ともに祝います。四旬節第4主日は、レターレの主日と呼ばれています。ともに喜ぶ日です。神のところに帰ることができるという希望を分かち合う、喜びの主日です。ともに喜ぶことで、ともに祝うことで、私たちの希望を、さらに大きく、確かなものにしましょう。

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